Citrix ADC

フェールオーバーインターフェイスセットの設定

フェールオーバーインターフェイスセット (FIS) は、インターフェイスの論理グループです。HA 構成では、FIS を使用することは、インターフェイスをグループ化してフェールオーバーを防止する方法です。これにより、1 つのインターフェイスに障害が発生しても、他の機能しているインターフェイスを使用できるようになります。FISは、Citrix ADCクラスタのノードに対して構成することもできます。

FIS にバインドされていない HA MON インターフェイスは、いずれかに障害が発生するとフェールオーバーがトリガーされるため、クリティカルインターフェイス(CI)と呼ばれます。

:

FIS では、アクティブ構成とスタンバイ構成は作成されません。また、同じ VLAN にリンクに接続するときのブリッジングループも防止されません。

FIS を作成または修正する

コマンドラインインターフェイスを使用して FIS を追加し、インターフェイスをバインドするには

コマンドプロンプトで入力します。

  • add fis
  • bind fis \ \ ...
  • show fis \

> add fis fis1 Done > bind fis fis1 1/3 1/5 Done 

非バインドインターフェイスが有効で HA MON がオンの場合、非バインドインターフェイスはクリティカルインターフェイス(CI)になります。

コマンドラインインターフェイスを使用して FIS からインターフェイスをバインド解除するには

コマンドプロンプトで入力します。

  • unbind fis \ \ ...
  • show fis \

> unbind fis fis1 1/3 Done 

GUI を使用して FIS を構成するには

[システム] > [高可用性] に移動し、[フェールオーバーインターフェイスセット] タブで新しい FIS を追加するか、既存の FIS を編集します。

FIS の削除

FISが削除されると,そのインターフェイスはクリティカルインターフェイスとしてマークされます。

コマンドラインインターフェイスを使用して FIS を削除するには

コマンドプロンプトで入力します。

rm fis

> rm fis fis1 Done 

GUIを使用してFISを削除するには

[システム] > [高可用性] に移動し、[フェールオーバーインターフェイスセット] タブで FIS を削除します。

フェールオーバーインターフェイスセットの設定