Citrix ADC

バックエンド通信の送信元IPパーシステンシーを構成する

デフォルトでは,切实オプションを無効にし,ネットプロファイルを仮想サーバーまたはサービスグループにバインドした負荷分散構成の場合,Citrix ADCアプライアンスはラウンドロビンアルゴリズムを使用して,サーバーと通信するためのネットプロファイルからIPアドレスを選択します。この選択方法により,選択されるIPアドレスは,特定のクライアントのセッションによって異なる場合があります。

場合によっては,Citrix ADCアプライアンスがトラフィックをサーバーに送信するときに,特定のクライアントのトラフィックをすべて同じIPアドレスからルーティングする必要があります。たとえば,サーバは,ロギングおよびモニタリングを目的として,特定のセットに属するトラフィックを識別できます。

ネットプロファイルのソースIP永続性オプションを使用すると,Citrix ADCアプライアンスは,ネットプロファイルに指定された同じアドレスを使用して,特定のクライアントから仮想サーバーへ開始されたすべてのセッションについてサーバーと通信できます。

CLIを使用してネットプロファイルで送信元IP永続性を有効にするには

ネット・プロファイルの追加中にソースIPの永続性を有効にするには,コマンド・プロンプトで次のように入力します。

add netProfile  -srcippersistency (ENABLED | DISABLED) show netProfile  

既存のネットプロファイルでソースIPの永続性を有効にするには,コマンド・プロンプトで次のように入力します。

set netProfile  - srcippersistence (ENABLED | DISABLED) show netProfile  

GUIを使用してネットプロファイルで送信元IP永続性を有効にするには

  1. システム] > [ネットワーク] > [ネットプロファイル[中文]

  2. “,”【翻译“!”

次の設定例では,ネットプロファイルNETPROFILE-IPPRSTNCY-1が送信元IP永続性オプションが有効になっており,ロードバランシング仮想サーバーLBVS-1にバインドされています。

Citrix ADCアプライアンスは,特定のクライアントから仮想サーバーへのすべてのセッションについて,LBVS-1にバインドされたサーバーと通信するために,常に同じIPアドレス(この例では192.0.2.11)を使用します。

' ' ' > add ipset ipset -1完成> bind ipset ipset -1[11-15] IPAddress "192.0.2.11" bound IPAddress "192.0.2.12" bound IPAddress "192.0.2.13" bound IPAddress "192.0.2.14" bound IPAddress "192.0.2.15" bound Done > add netprofile NETPROFILE-IPPRSTNCY-1 -srcIp IPSET-1 -srcippersistency ENABLED Done > set lb vserver LBVS-1 -netprofile NETPROFILE-IPPRSTNCY-1 Done  ```