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コマンド伝播の設定

HA セットアップでは、プライマリノードで実行されるすべてのコマンドは、プライマリノードで実行される前に自動的にセカンダリノードに伝播され、セカンダリノードで実行されます。コマンドの伝播が失敗した場合、またはセカンダリでのコマンド実行が失敗した場合は、プライマリノードがコマンドを実行してエラーをログに記録します。コマンドの伝播では、ポート 3010 が使用されます。

HA ペア構成では、コマンドの伝播はプライマリノードとセカンダリノードの両方でデフォルトで有効になっています。HA ペアのいずれかのノードでコマンドの伝播を有効または無効にできます。プライマリノードでコマンドの伝播を無効にすると、コマンドはセカンダリノードに伝播されません。2 次ノードでコマンド伝播を無効にすると、主ノードから伝播されたコマンドは 2 次ノードでは実行されません。

伝播を再度有効にした後は、必ず強制的に同期してください。

伝播を無効化しているときに同期が行われた場合、伝播の無効化が有効になる前に行った構成関連の変更は、セカンダリ・ノードと同期されます。これは、同期の進行中に伝播が無効になっている場合にも当てはまります。

コマンドラインインターフェイスを使用してコマンドの伝播を無効または有効にするには

コマンドプロンプトで入力します。

  • HA ノードを設定-HAProp を無効化
  • HA ノードを設定-HAProp を有効にする

GUI を使用してコマンドの伝播を無効または有効にするには

  1. [システム] > [高可用性] に移動し、[ノード] タブでノードを開きます。
  2. [プライマリノードが構成をセカンダリオプションに伝達する] を選択解除または選択します。

注:

HA 同期中は、コマンドの伝播が失敗する原因となる可能性のあるコマンド設定の競合を防ぐため、コマンド伝播は無効になっています。

コマンド伝播の設定