ADC

PCIパススルーネットワークインターフェイスを使用するようにNetScaler VPXインスタンスを構成する

Linux-KVMプラットフォームにNetScaler VPXインスタンスをインストールして構成したら、仮想マシンマネージャーを使用して、PCIパススルーネットワークインターフェイスを使用するように仮想アプライアンスを構成できます。

前提条件

  • KVM ホスト上のIntel XL710 NIC (NIC) のファームウェア・バージョンは 5.04 です。
  • KVMホストは、IOMMU(Input–Output Memory Management Unit)とIntel VTをサポートし、これらはKVMホストのBIOSで有効になっています。KVM ホストでIOMMUを有効にするには、/boot/grub2/grub.cfgファイルに次のエントリを追加します。
  • 次のコマンドを実行して KVM ホストを再起動します。grub2-MKConfig —o /boot/grub2/grub.cfg

仮想マシンマネージャーを使用してPCIパススルーネットワークインターフェイスを使用するようにCitrix ADC VPXインスタンスを構成するには:

  1. NetScaler VPXインスタンスの電源を切ります。

  2. NetScaler VPXインスタンスを選択し、[開く]をクリックします。

    SR-IOV の設定

  3. KVM> のvirtual_machineウィンドウで、iアイコンをクリックします。

    KVM で仮想マシンを構成する

  4. [ハードウェアの追加]をクリックします。

  5. [新しい仮想ハードウェアの追加] ダイアログボックスで、次の操作を行います。

    a.PCI ホストデバイスを選択します

    b.「ホストデバイス」セクションで、Intel XL710 の物理機能を選択します。

    c.[完了]をクリックします。

    PCI ホスト設定

  6. 手順45を繰り返して、Intel XL710 物理関数を追加します。

  7. NetScaler VPXインスタンスをパワーオンします。

  8. NetScaler VPXインスタンスの電源が入ったら、次のコマンドを使用して構成を確認できます。

    SR-IOV コマンドの設定

    出力には、設定したすべてのインターフェイスが表示されている必要があります。

    インターフェイスの概要を表示

PCIパススルーネットワークインターフェイスを使用するようにNetScaler VPXインスタンスを構成する

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