システム要件と互換性
注:
この記事では,XenMobile Server 10.15のシステム要件と互換性について説明します。Endpoint Managementのシステム要件について詳しくは「システム要件」を参照してください。
要件と互換性情報について詳しくは、次の記事を参照してください。
XenMobile 10.15を実行するための最小システム要件は以下のとおりです:
- 以下のいずれかのサーバーオペレーティングシステム
- Citrix Hypervisor 8.2 CU1以降、またはCitrix XenServer(サポートされるバージョン:7.0、7.1、7.2、7.3、7.4、7.5、7.6、8.0、8.1、8.2)。詳しくは「XenServer」を参照してください。
- VMware(サポートされるバージョン:ESXi 6.0、ESXi 6.5.0 Update 3、またはESXi 6.7 Update 2 patch 10、ESXi 7.0 Update 3g)。詳しくは「ESXi 6.7の回避策」および「VMware」を参照してください。
- Hyper-V(サポートされるバージョン:Windows Server 2016およびWindows Server 2019)。詳しくは「Hyper-V」を参照してください。
- Endpoint Managementコネクタ:Exchange ActiveSync用10.1.10またはCitrix Gatewayコネクタ:Exchange ActiveSync用8.5.3.19
- デュアルコアプロセッサ
- 4つの仮想CPU
- 実稼働環境でRAMは8GB、概念実証およびテスト環境でRAMは4GB
- 50GBのディスクスペース
Citrixライセンスサーバー11.16。
XenMobile Serverをアップグレードする前に、ライセンスサーバーを更新します。
ESXi 6.7の回避策
ESXi 6.7を実行するには、次の回避策を実行する必要があります。
- VMwareが提供するOVFツールを使用して、citrix.comからダウンロードしたOVAファイルを展開します。VMwareのページからOVFツールを入手します(https://my.vmware.com/group/vmware/details?downloadGroup=OVFTOOL410&productId=491)。
- 抽出された3つのファイルのうち、.vmdkファイルをデータストアにアップロードします。
- 仮想マシンを作成します。
- 仮想マシンに名前を付け、互換性オプションとして[ESX / ESXi 4.x仮想マシン]を選択します。
- ゲストOSファミリは、[Linux ]を選択します。
- ゲストOSのバージョンは、[その他の2.6.x Linux(64ビット)]を選択します。
- データストアは、[デフォルト]を選択します。
- カスタマイズ中に、デフォルトのハードディスク、USBコントローラ、およびCD / DVDドライブを取り外します。
- [ネットワーク]で、アダプタの種類に[VMXNET3]を選択します。
- ESXi上では、ディスクがローカルの場合は、[SCSIコントローラー]と[LSIロジックパラレル]を選択します。共有ディスクを使用している場合は、[VMware Paravirtual]を選択します。
- [次へ]をクリックしてVMの作成を終了します。
- データストアに移動し、先にアップロードした.vmdkファイルをコピーします。それをXenMobile用に作成したVMディレクトリにコピーします。
- ESXi Webインターフェイスから、VMを選択して設定を編集します。
- [ハードディスクの追加]をクリックします。
- 先ほどコピーした.vmdkファイルを選択し、VMに接続します。
- [保存]をクリックします。
- VMの電源を入れます。
Citrix Gatewayのシステム要件
XenMobile 10.15でCitrix Gatewayを実行するための最小システム要件は以下のとおりです。
Citrix Gateway(オンプレミス)サポートされるバージョン:12.1以降
また、Active Directoryと通信できる必要があり、これにはサービスアカウントが必要です。クエリおよび読み取りアクセス権限のみが必要です。
XenMobile 10.15のデータベース要件
XenMobileでは、次のいずれかのデータベースが必要です。
Microsoft SQL Server
XenMobileは、以下のサポート対象バージョンのいずれかで稼動しているMicrosoft SQL Serverデータベースをサポートします。Microsoft SQL Serverデータベースとそのハードウェア要件について詳しくは、Microsoftのドキュメントを参照してください。
- Microsoft SQL Server 2016 SP3
- Microsoft SQL Server 2017 CU 31
- Microsoft SQL Server 2019 CU 18
- Microsoft SQL Server 2022
Microsoft SQL Serverデータベースの要件は、展開のサイズによっても異なります。展開サイズに応じたMicrosoft SQL Serverデータベースの要件について詳しくは、「スケーラビリティ」を参照してください。
XenMobileはデータベース高可用性用に、SQLの基本的な可用性グループ(AlwaysOn可用性グループ)およびSQLクラスタリングをサポートします。
Citrixでは、Microsoft SQLをリモートで使用することをお勧めします。
Microsoft SQLのアップグレードについては、Microsoft社の記事「SQL Serverをアップグレードする」を参照してください。
PostgreSQL(テスト環境のみ)。PostgreSQLはXenMobileに含まれます。テスト環境で、ローカルまたはリモートで使用できます。データベースの移行はサポートされていません。テスト環境で作成したデータベースを実稼働環境に移行することはできません。
XenMobileの全エディションがRemote PostgreSQL 9.5.1と9.5.11 for Windowsをサポートしますが次の制限事項があります:実稼働環境での使用はお勧めしません。サポートするのは最大300デバイスです。300台を超える場合は、オンプレミスのSQL Serverを使用します。クラスタリングはサポートされていません。
SQL Serverサービスアカウントの要件
XenMobileで使用されるSQL Serverのサービスアカウントに、DBcreator
役割の権限があることを確認します。XenMobile Serverのインストール時に指定したSQLサーバーアカウントのパスワードを記録します。このパスワードは、XenMobile Serverの回復中にXenMobileデータベースのクローンを作成する必要がある場合に必要です。
透過的なデータ暗号化(Transparent Data Encryption:TDE)を使用してSQL Serverデータベースを保護します。「オンプレミス環境のリファレンスアーキテクチャ」の参照アーキテクチャに示されているように、SQL Serverポートへの外部アクセスを許可しないでください。
SQL Serverのサービスアカウントについて詳しくは、Microsoftのドキュメントサイトで以下のページを参照してください。以下のリンクからSQL Server 2014の情報にアクセスできます。これらのリンクはSQL Server 2014の情報を示します。別のバージョンを使用している場合は、[その他のバージョン]の一覧で該当するサーバーのバージョンを選択してください:
Virtual Apps and Desktopsの互換性
- Virtual Apps and Desktops 7.15 LTSR CU3
- Virtual Apps and Desktops 7.1811
- Virtual Apps and Desktops 7 1906
- Virtual Apps and Desktops 7 1909
- Virtual Apps and Desktops 7 2006
StoreFrontの互換性
- StoreFront 3.12.2
- StoreFront 7 1811
- StoreFront 7 1906
- StoreFront 7 1909
- StoreFront 7 2006
その他の互換性
- Endpoint Managementコネクタ:Exchange ActiveSync用10.1.10
- 古いバージョンはテストされていません。
- Citrix Gatewayコネクタ:Exchange ActiveSync用8.5.3.19
- 古いバージョンはテストされていません。