Citrix ADC

RPCノードのパスワードを変更

各アプライアンスがほかのCitrix ADCアプライアンスと通信するには、それらのアプライアンスについての知識(Citrix ADCアプライアンスでの認証方法など)が必要です。RPCノードは、構成およびセッション情報のシステム間通信に使用される内部システムエンティティです。1つのRPCノードが各Citrix ADCアプライアンスに存在し、他のCitrix ADCアプライアンスのIPアドレスや認証に使用されるパスワードなどの情報を格納します。他のCitrix ADCアプライアンスに接続するCitrix ADCアプライアンスは、RPCノード内のパスワードをチェックします。

GUIを使用してRPCノードのパスワードを変更するには

  1. [System]>[Network]>[RPC]の順に選択します。
  2. RPCペインで、ノードを選択して[Edit]をクリックします。
  3. [Configure RPC Node]に、新しいパスワードを入力します。
  4. [Source IP Address]に、ピアシステムノードとの通信に使用する既存のノードのIPアドレスを入力します。

    RPCノードの構成

  5. [Secure]を選択し、[OK]をクリックします。

セキュリティを強化するために、RPCノードで[Secure]オプションを有効にすることをお勧めします。[Secure]オプションを有効にすると、アプライアンスは1つのADCノードから他のADCノードに送信されるすべてのRPC通信を暗号化して、RPC通信を保護します。このセキュアな通信では、ポート番号3008を使用します。ADCノード間のファイアウォールがポート番号3008をブロックしている場合は、ブロックを解除して続行します。そうしないと、構成の同期と構成の伝播が失敗する可能性があります。

CLIを使用してRPCノードのパスワードを変更するには

コマンドラインで、次のコマンドを入力します:

set ns rpcNode  {-password} [-secure ( YES | NO )] show ns rpcNode 

例:

> set ns rpcNode 192.0.2.4 -password mypassword -secure YES Done > show rpcNode . . . IPAddress: 192.0.2.4 Password: d336004164d4352ce39e SrcIP: * Secure: ON Done > 
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