iOSデータ保護

ASD(Australian Signals Directorate:オーストラリア通信電子局)のデータ保護要件を満たす必要がある企業では、Secure MailおよびSecure Webの[iOSデータ保護を有効化]ポリシーを使用できます。デフォルトでは、これらのポリシーは[オフ]になっています。

Secure Webの[iOS データ保護を有効化]ポリシーが[オン]のとき、Secure Webではサンドボックス内のすべてのファイルに対してクラスAの保護レベルが適用されます。Secure Mailのデータ保護について詳しくは、「オーストラリア通信電子局のデータ保護」を参照してください。このポリシーを有効にすると最高のデータ保護クラスが使用されるので、[最小データ保護クラス]ポリシーも指定する必要はありません。

[iOS データ保護を有効化]ポリシーを変更するには

  1. Endpoint Managementコンソールを使用してSecure WebおよびSecure MailのMDXファイルをEndpoint Managementに読み込みます:新しいアプリの場合、[構成]>[アプリ]>[追加)の順に選択して[MDX]をクリックします。アップグレードについては、「MDXまたはエンタープライズアプリケーションのアップグレード」を参照してください。

  2. Endpoint Managementコンソールを使用してMDXファイルをEndpoint Managementに読み込みます:新しいアプリの場合、[構成]>[アプリ]>[追加)の順に選択して[MDX]をクリックします。アップグレードについては、「アプリの追加」を参照してください。

  3. Secure Mailの場合、[アプリ]設定に移動して[iOS データ保護を有効化]ポリシーを見つけ、[オン]に設定します。古いバージョンのオペレーティングシステムが動作するデバイスは、このポリシーを有効にしても影響を受けません。

  4. Secure Webの場合、[アプリ]設定に移動して[iOSデータ保護を有効化]ポリシーを見つけ、[オン]に設定します。古いバージョンのオペレーティングシステムが動作するデバイスは、このポリシーを有効にしても影響を受けません。

  5. 通常通りアプリのポリシーを構成して設定を保存し、Endpoint Managementアプリストアにアプリを展開します。

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