MDX Toolkit

Mobile Device Experience(MDX)Toolkitは、モバイルデバイスの使い心地や操作性を強化し、Citrix Endpoint Managementと共にアプリを安全に展開することができる、アプリコンテナテクノロジです。このために、次の情報をアプリに追加します。

  • モバイルアプリの管理(プロビジョニング、カスタム認証、アプリ単位での無効化、データ包含ポリシー、データの暗号化、アプリ単位での仮想プライベートネットワークなど)をサポートするためのコード。
  • 署名済みのセキュリティ証明書
  • ポリシー情報およびそのほかのEndpoint Management設定

MDX Toolkitは、組織内で作成されたアプリまたはサードパーティにより作成されたモバイルアプリを安全に対処させることができます。

また、クラウドツールMDX Serviceを使用してアプリをラップできます。詳しくは、「MDX Service」を参照してください。

最新の情報

  • Appleは、2020年12月から、UIWebView APIを使用してパブリックアプリストアにWebコンテンツを埋め込むアプリのサポートを終了することを発表しました。この変更は、完全トンネルモードでマイクロVPNを使用するように構成されたSecure WebやSecure MailなどのCitrix業務用モバイルアプリに直接影響します。 この情報の一部として、すべてのCitrix業務用モバイルアプリのWKWebviewのサポートが、20.11.Xのリリースで使用可能であると発表されています。

    注:

    WKWebviewでは、トンネリング方法として「トンネル-完全VPN」がサポートされていません。「トンネル-Web SSO」(セキュアブラウズ)をマイクロVPNとして使用している顧客は影響を受けません。管理者は、トンネリング方法を「トンネリング– Web SSO」(セキュアブラウズ)に切り替える必要があります。

  • モバイルアプリケーション管理(MAM)SDKは、iOSおよびAndroidプラットフォームがカバーできないMDX機能の領域で代わりに使用されます。

  • MDXラッピングテクノロジは、2021年9月に製品終了(EOL)になる予定です。エンタープライズアプリケーションの管理を続行するには、MAM SDKを使用する必要があります。

    MAM SDKについて詳しくは、Citrix開発者向けドキュメント(Device Management)を参照してください。Citrixブログの投稿でさらに詳しい情報を参照できます。

    シトリックスのダウンロードにサインオンして、SDKをダウンロードできます。

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